加齢などにより通院が困難となった方、終末期状態（末期がん、心不全、呼吸不全など）にある方、神経難病や脳卒中後遺症などで在宅での医療的サポートが必要な方、在宅酸素や人工呼吸管理・各種栄養療法など特別な管理指導を要する方、急性期治療ののちに在宅療養を希望される方など、幅広いご病状の方をしっかりと引き継いでいきます。

また、高齢多死化や新型コロナ感染症流行などによる救急搬送の増加、救急外来のコンビニ受診、などを背景に救急医療は逼迫しており、救急医療体制の適正化が喫緊の課題となっています。
私たちは多様な救急医療のニーズに対して着実な初期対応を行い、急性期病院が本来の救急診療を効果的に発揮することで地域の救急医療体制が維持されるよう支援してまいります。

ご自宅はもちろんのこと、高齢者住宅や介護施設も人生の最終段階にある方々にとっては大切な「終の住まい」です。その「住まい」での生活を最期まで支えたという介護関係者の方々の想いにしっかり応え、サポートをさせていただきます。

また、私たちは在宅診療のみならず、夜間・休日を中心に「救急往診」という新しいかたちの救急医療を提供していきます。かかりつけ医が不在の患者様や、寝たきりなどで病院受診が困難な方の急病の際は、どうぞお気軽にご相談ください。